- 2010/06/30 08:40

日本画は長い歴史のなかで、常に外来の技術を取り入れながら変化してきました。なかでも、近代西洋美術からは大きな影響を受け急激な変化をとげました。その一方で線や余白の美しさ、象徴的表現といった独自の魅力が失われているのが現状です。本コースでは、日本画の歴史をもう一度振り返り、原点に立ち返って古典から現代まで、また西洋から東洋、日本まで視野を広く深くしていきます。日本画が本来もっている可能性を大きく切り開き、国際的に認められ、通用する日本画をめざすと同時に、固定観念にしばられない創造的な自己表現を追求するためです。
特徴と狙い
歴史ある京都は古画の研究のみならず日本画の制作をする上で非常に良い環境にあると言えます。また古い物ばかりにこだわることなく本学日本画独自の材料学という新しい試みを展開し、現代に見合った日本画制作をめざします。また、それらを柱にして多角的思考をもつという一方向に片寄らない見方が出来る人材の育成をめざします。
特色のある授業紹介
日本画コースにおける材料学の設置紙、膠など良い物への材料の追求や現代に見合った制作技法、またそれにおける素材選び等絵画及び材料についてより深い研究を行います。
サブカル授業日本画の学生のなかには、その描写力を活かして将来漫画家やアニメーター、絵本作家などをめざす人が大勢います。そこで2回生の夏休みと、それに続く1ヶ月で、各分野の専門の先生の指導のもと、漫画・アニメ・イラスト・絵本そしてデッサン・日本画自由制作のなかから自由に選択して制作する授業を行っています。
施設紹介
模写室
「日本画コースでは、3回生になると制作クラスと模写クラスに分かれます。模写クラスの教室には、畳が敷いてあり模写特有の教材が並んでいます。3回生と4回生が同じ教室で学ぶ模写クラスは、先輩の制作を身近に感じることができ、大いに制作の励みになることでしょう。
こういう人に来てほしい
- 派手でも地味でも良いです。
- やる気がある人であれば。
- やり始めたら最後までやめないしつこい人。
- 表現するのが好きな人。
理想の未来
日本画コースでは”まずはやってみること”を重要視しています。というのは、頭のなかで考えたことを見える形にすることで、考えの曖昧さと表現しきれない技術力を自覚出来るからです。日々そのように頭と手を使って培われた力は、強力な武器となります。その武器をもつがゆえに卒業生は多方面に活躍の場をもてるのです。
京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科































