- 2010/08/07 11:01
京都造形芸術大学美術工芸学科は、高い国際競争力を備えた有能な人材を輩出するため、根本的にカリキュラムを改訂いたしました。現代美術、写真、総合造形コースを新たに設置し、国際レベルの学科へと進化を遂げます。アジア諸国のアーティストやギャラリーと切磋琢磨して力強い表現者となれるよう、2010年10月から上海市中心部の愚園路361地区にレジデンスとギャラリースペースを開設します。
また近年アジアパシフィック地域で関心の高まりを見せる社会芸術分野への取り組みを強化するため、越後妻有トリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭などに、学科として積極的に参画してゆきます。また、引きこもりがちな日本人学生に世界への視野を広げさせるため、英語力の強化とネットの積極利用を促します。画業に偏りがちな学生が将来に渡ってアーティストやクリエイティブ産業で活動するため、自然科学や哲学などの教養をワークショップの手法を導入して定着させる取り組みを続けます。
認知考古学者のスティーブン・ミズンは、著書『心の先史時代』のなかで人類の精神発達史に言及し、言語や道具の使用などバラバラに備わっていた能力を一気に統合させて比喩と類推の力をもたらしたものこそ「絵を描く事」であったと述べています。流動的な環境に命を繋ぐ人類という生命体が、なぜ二次元の絵画にたどり着いたのかということを我々は問い続けなければならないと考えます。
関係各位の忌憚なきご意見とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
美術工芸学科/学科長 現代美術家 椿 昇
追伸:トップの問い合わせから直接メールを送っていただけます。私で即答できない案件に関しては関係部署より折り返しご連絡を差し上げます。
京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科































